Module 1.2
Basic
Technique I: Shadowing
基礎テクニック①シャドーイング
Module1.2では英語完全習得において必要不可欠な第一の基礎テクニックのシャドーイングについて紹介します。
まずはシャドーイングについての動画を見ましょう。
シャドーイングとは
世界中で効果的な言語学習法の一つとして広く活用されているのが、「シャドーイング」です。シャドーイングとは、聞こえてきた英語をすぐに真似して繰り返す練習法です。
従来の英会話スクールや教育機関では、学習者のレベルに合わせたオーディオ教材を使って、わかりやすい英語を聞かせる授業がよく行われています。この方法は一見満足度が高いかもしれませんが、実際の英語環境との間にはスピードや語彙のギャップがありすぎて、かえって英語に対する苦手意識や自信のなさを生む原因になることもあります。
そのため、レベルに関係なく最初から自然な英会話をシャドーイングすることで、実際のスピードに慣れ、英語への恐怖心を減らしながら会話を楽しめるようになります。

学習のキーポイント
1) VEGAオリジナルの映画のようなスクリプトから、リアルな英語表現を学ぶ。
本物の会話のような自然な英語にふれることで、実践力を養おう。
2) わからない部分があっても、スピードを落とさずに、できるところを真似する。
完璧を目指すよりも、リズムやイントネーションをつかむことが大切。
3) 冒頭の単語と最後の単語を意識してシャドーイングする。
全部聞き取れなくても大丈夫!始めと終わり、もしくは文中で言えそうな所をしっかり押さえよう。
4) まずは、知っている短いフレーズを確実に言えるように練習する。
例:“Nice to meet you!” 「はじめまして」など、簡単な表現からスタート!
5) 毎週、10分ほどシャドーイングを自己録音する。
自分の声を聞くことで、発音のクセや成長に気づくことがポイント。
6) 録音した音声を担当コーチに送って、発音やイントネーションをチェックしてもらう。
フィードバックを受けながら、正しい発音を身につけることを習慣化しよう。
音声の後を追うようにしてセリフを読む練習をしましょう。
Sample Shadowing
Girl (smiling warmly): “Hey, you look like you’re new here. You can sit here if you want.”
Jake (surprised but grateful): “Oh, thanks. I appreciate it. I’m Jake, Jake Harris.”
Girl (nodding, still smiling): “Nice to meet you, Jake. I’m Lillian Jones. You can call me Lily.
女の子(にこやかに):「ねえ、ここ初めてでしょ?よかったらここに座っていいよ。」
ジェイク(驚きつつも感謝して):「あ、ありがとう。助かるよ。僕、ジェイク。ジェイク・ハリスっていうんだ。」
女の子(うなずきながら微笑んで):「よろしくね、ジェイク。私はリリアン・ジョーンズ。リリーって呼んでね。」
Today's work
さっそく実践してみましょう!
スクリプトを見てシャドーイング練習をしてみましょう。
一週間のうちに何日間できたかチェックしましょう。
トレーニングを始める前に次のことを念頭に置くとより効果的です。
1)一日に何時間もするよりも毎日数分を続ける方が英語脳の基礎を作るために良い。
2)寝る前、または朝起きてすぐの時間に練習するとより良いと言われている。
3)毎日大体同じ時間にルーティンを作ることがより早く英語脳を作る。
4)トレーニングの成果は一日ごとに見るのではなく、週ごとに見ていく(一日したからといって成果はでない。学習を続けることで週ごとに成果が上がる。)
1.4から練習の成果をオーディオで送って、担当コーチに発音のチェックをしてもらえるよ!

Recap:復習
シャドーイング
シャドーイング: 聞いた英語を繰り返して真似る。
ペースを保つ: 全部読めなくても速度を落とさず、音の流れを真似ることに集中する。
重要な単語やフレーズに注目: 短い表現や、文の最初と最後の単語に注意を払い、できるところから真似る。
定期的に録音する: 毎週10〜15分間シャドーイングを行い、自分の声を録音する。
全て理解できなくてもOK: スクリプトの全てが理解できなくても問題ない。キーワードを抑える。

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