Module 2.1
WELCOME BACK!
Perfectly Imperfect
How Mindset Unlocks
Language Success
完璧じゃないのがいいんです。
【心構えが言語学習の成功を開く理由】

What’s wrong with your English?
あなたの英語の何が悪いの?
言語学習の初期段階において、最大の敵は完璧主義です。
「うまく伝わらなかったらどうしよう」「自分のアクセントが恥ずかしい」「何を言っているのか分からなくて会話についていけない」こうした不安や戸惑いは、英語初級〜中級の段階では誰もが何度も経験するものです。
しかし、そもそも「英語を正しく話さなければならない」という考え方自体が間違いだとしたらどうでしょうか?
たとえば、赤ちゃんが自分の母語を不自由なく話せるようになるまでには4〜5年という時間がかかります。
まずは、赤ちゃんがどのように言語を発達させていくのかを見てみましょう。

赤ちゃんの言語習得の流れ
0~6か月
音を聞き分ける。
母語の音を認識、「あー」「うー」と声を出す。
6~12か月
喃語(なんご)、最初の単語
「ばば」「だだ」→「ママ」「ボール」などの言葉
1~2歳
単語・二語文
語彙が増える、「ママいく」「ジュースちょうだい。」
3~4歳
短い文・文法の始まり
「おもちゃ ほしい」「犬 どこ?」など話す。
4~5歳
ほぼ大人と同じ構造
ストーリーを話す、考えをはっきり言える

では、いつ流暢になると言えるのでしょうか。
| 年齢 | レベル |
|---|---|
| 1歳 | たくさん理解できるようになる |
| 3歳 | 会話がだいぶできるようになる |
| 4〜5歳 | 日常会話はほぼ問題なし(流暢) |
| 7〜10歳 | 複雑な文法・語彙も使える(大人レベルに近づく) |
これはあくまで一例にすぎませんが、こうして見てみると、私たちが日常的に何の不自由もなく使っている母国語ですら、長い年月をかけて少しずつ習得してきたものであることが分かります。
もちろん大人の場合、すでに一つの言語を完全に習得しているという点で、物事や概念を徐々に有機的に理解していく子どもの学習プロセスとは異なる部分もあります。しかし裏を返せば、大人はそういった段階を飛ばして学べるという大きな利点を持っているとも言えます。
知的な発達や理解力の面で多くの強みを持っているにもかかわらず、大人が言語を学ぶ際には、別の障害に直面することがよくあります。例えば、自分の話し方を過度に評価してしまったり、発音がうまくできないことで自信を失ったり、うまく伝わらなかった経験を引きずってしまったり、「もうこんな歳なのに…」と年齢を理由に自分を責めてしまったり。こうしたメンタル面のブロックが、学習の大きな妨げとなるのです。
本気で言語を習得したいのであれば、このような「大人ならではの心の声」~いわゆるインポスター症候群~に耳を貸さず、静かに無にしていくことが大切です。

母国語を習得する途中にある幼い子どもたちは、たとえ周りと比べて話せなかったとしても、自分を責めるようなことはしません。ただ「みんなと同じように話したい」という思いから何度も発言を試みます。失敗を繰り返しながら、笑われたり、何度も「え?なに?」と聞き返されたりしながらも、諦めずにコミュニケーションを続けていきます。そうしてようやく、不自由なく言語を使えるようになるのです。
私たちは皆、その「赤ちゃん」として赤ちゃんとして、母国語を学んだのです。だからこそ、初心を忘れず、新しい言語学習の旅を長い目で見守りながら進んでいきましょう。
「どうすれば完璧に伝えられるか」ばかりにフォーカスするのではなく、「何を伝えたいか」に意識を向け、コミュニケーションを取ろうとする姿勢そのものを磨いていくことが、何よりも大切なのです。

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